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子育て中のご家庭必見!庭に取り付ける飛び出し防止フェンスの選び方

憧れのマイホームでは家族全員に幸せでいてほしいものですよね。

中でも気をつけたいのが子どもの飛び出しです。

一軒家は敷地の向こう側が交通量の多い道路であることも多く、飛び出して事故に遭う子どもも少なくありません。

そこで今回は、子どもの飛び出し防止用フェンスを紹介いたします。

ぜひ安全性とデザイン性を兼ね備えた素敵なフェンスを選んでください。

 

子どもの交通事故原因の6件に1件が「飛び出し」

警視庁による「子供の交通人身事故発生状況(令和4年中)」によると、令和4年(2022年)の事故発生件数は1,582件でした。

そのうち幼児の事故発生率は11.2%。決して少なくない数字です。

発生状況では「飛び出し」が15.5%と、交通事故の6件に1件が飛び出しによるものだと分かります。

子どもの飛び出しは他人事ではありません。子どもの健やかな成長を後押しするため、フェンスの設置は重要なことなのです。

 

庭の飛び出し防止フェンスを選ぶポイント

子どもが自力で開けられない

飛び出しを防ぐためには、子どもが1人で開けられないような工夫が必要です。

特に玄関や出入り口は外出しやすいポイントですので、細心の注意を払いましょう。

・ドアハンドルを子どもの手が届かない高さに設置する

・子どもが動かせない程度の重量を採用する

・プッシュプル錠を使用する

上記のような工夫を凝らして、大人と一緒なら外出できるけれども子ども1人では出入りできないようにしましょう。

 

すり抜けられない横幅

格子型のフェンスを選ぶ場合は、子どもがすり抜けられない横幅のものを選びましょう。

とはいえ5〜10cm程度の隙間を子どもはすり抜けられませんから、一般的な目隠しタイプのフェンスなら何を選んでも問題ありません。

オープン外構に近いお庭にする場合にのみ、子どもが飛び出さないようフェンスの横幅にご注意ください。

 

飛び越えられない高さ

子どもがフェンスの上を飛び越えないように、高さのあるフェンスを選んでください。

活発な子どもほどよじ登ってしまいますので、指や足をひっかける場所のないフラットなフェンスが良いでしょう。

足場を作って飛び越えることも念頭に入れると、2m前後の高さが欲しいところです。

2mあれば成人男性の身長よりも高く、目隠しとしても通用します。

なお縦型のフェンスは高さがあっても光や風を通しやすいので、お庭がジメジメすることもありません。

 

デザインにもこだわって

安全性の確保は必要不可欠ですが、それだけですと外観が残念なことになってしまうかもしれません。

子どもの安全を考慮しつつ、マイホームの外観と相性の良いフェンスを選びましょう。

現在では豊富なデザインが揃っていますので、きっと家族全員が気に入るフェンスが見つかりますよ。

 

飛び出し防止におすすめのフェンスの種類

縦格子タイプ

縦長の板を合わせた縦格子のフェンスです。

子どもが登りにくいため安全性が高く、隙間から人影が把握できることから防犯面でも役立ちます。

シャープな印象をもたらすため、ハイセンスなマイホームにも合わせやすいフェンスです。

 

ルーバータイプ

ブラインドのような見た目のおしゃれなフェンスです。

外から中の様子が見えにくいため、プライバシーを重視したいご家族におすすめ。

風通しも良く日光を遮らないので、お庭に湿気がこもりません。

よじ登るにも不向きですから、子どもが飛び越える心配も不要です。

木目調やシンプルなデザインが多く、外観をすっきり見せられます。

 

ラティスタイプ

斜めの板を組み合わせたフェンスです。

隙間が多いため、ナチュラルな印象をもたらします。

お庭の様子が外から窺えるため、開放感のあるマイホームに仕上げたいご家族におすすめのフェンスです。

隙間は多いですが1つ1つが小さいので、子どもはすり抜けられません。

飛び越え防止のために鼠返しを取り付ければ、上部から乗り越えることもなく安全性も確保できます。

 

まとめ

子どもの飛び出しは他人事ではありません。

家族の憩いの場であるマイホームにも飛び出し防止のための工夫を凝らしましょう。

今回紹介しましたポイントを踏まえてフェンスを選んでいただければ、子どもも大人も安全で快適な生活を過ごせるようになりますよ。

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