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庭に樹木を取り入れたいけど、地植えにするのもなあ…」
「大きなシンボルツリーは植えたくないけど、コンクリートだけというのも気が引ける」
そんな時には鉢植えのシンボルツリーにしてはいかがでしょうか?
今回は鉢植えシンボルツリーのメリット・デメリットやおすすめ樹木を紹介いたします。
目次
シンボルツリーを地植えする場合、根付かせるために広めのスペースが必要です。
対して鉢植えのシンボルツリーなら、鉢を置くスペースだけでOK。
限られた範囲のお庭を最大限生かすことができ、カーポートや家庭菜園、遊具といった他のものが設置可能になります。
またお庭の模様替えをしたくなった時にも便利です。ただしそれなりに重量がありますので、移動の際は台車を使用しましょう。
根を張り、大きく成長するのが地植えの特徴です。どこからでも見つけられる「シンボル」とするなら地植えの方が良いのかもしれません。しかし剪定や落葉等でメンテナンスも大変に。
鉢植えのシンボルツリーなら、植えた鉢のサイズよりも大きくなりすぎません。そのため高い樹木にならず、メンテナンスも楽に行えます。
背は高くなりませんが、その分お手入れが簡単に。
「子どもがお庭で遊べるようになったから遊具を設置したい」
「2台目の車を置けるようにしたい」
「お客様とお庭でバーベキューをするからスペースを確保する」
このような場合、鉢植えなら簡単に移動させられます。
マイホームの室内が時と共に変化するように、お庭も普遍的ではいられません。
お庭を変えなければならない時に、鉢植えならどこにでも移せます。
シンボルツリーを鉢植えにすることで被るデメリットは、大きく育たないことと、定期的な水やりが不可欠なことでしょう。
同じ品種の樹木でも、鉢植えの方が小さくなります。また鉢の中の水分や栄養を吸って成長するため、水やりは欠かせません。
地植えの場合は樹木本来の高さまで大きくなりますし、地面から水分や栄養を摂取するため水やりは数日おきでも大丈夫。
シンボルツリーの設置場所付近に蛇口を設置して、気づいた時にいつでも水やりできるようにしておきましょう。
鉢植えに適しており、なおかつシンボルツリーとしてふさわしい樹木を3つ紹介いたします。
春に桃色の花を咲かせる落葉樹です。日本に馴染み深い品種ですし、なにより育てやすいのでおすすめ。
花が咲くと良い香りを醸し、気分を高揚させてくれます。柔らかな雰囲気を生み出す素敵な樹木です。
初夏にふわふわの白い花を咲かせる落葉樹です。地植えですと7mほどまで高く育ちますが、鉢植えなら小ぶりのまま楽しめます。定期的な剪定が必要ですのでメンテナンスフリーとまではいきませんが、選定した枝をリビングに飾るという楽しみも生まれます。
秋になると葉が赤く色づく落葉樹です。紅葉だけでなく新芽や若葉、小さな花、青葉と四季を通じて美しいシンボルツリーとして大変おすすめ。地植えにすると非常に大きく育ちますので、よほど広いお庭でもなければ鉢植えにするのが正解です。毎年お庭で紅葉狩りが楽しめますよ。
シンボルツリーを鉢植えにすると、大きくなりすぎずにお手入れが簡単になります。お庭をシンボルツリー以外に活用したい場合も大変有効ですね。
鉢植えのシンボルツリーなら、庭先だけでなく玄関先やガレージの角にも置けて大変便利です。鉢植えのシンボルツリーを上手に取り入れて、限られたスペースを最大限活用なさってください。