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平屋のキッチン収納はどれくらい必要?

「今のキッチン狭いのよね…」

「マイホームでは生活感のない綺麗なキッチンにしたい!」

キッチンの収納スペースが狭いと、調味料や調理道具が出しっぱなしになり、見た目が悪くなってしまいますよね。

では最適な収納スペースとは、どのくらいなのでしょうか?

今回はキッチンにおける収納スペースの考え方について解説いたします。

 

キッチン収納は家族数や食事量によって変動する

最適なキッチン収納の広さは、家族の人数や食事量によって変わります。

たとえば、夫婦2人より、夫婦と子ども2人の4人家族の方がキッチン収納は広く取らなければなりません。

また子どもの数が同じでも、乳幼児と高校生では、食べる量がまったく異なりますよね。

つまり家族構成や食事量を加味した上で、キッチン収納を確保すべきなのです。

 

キッチン収納を割り出す方法

どのくらいの物量を置きたいのか考え、ご家庭に合わせた収納スペースを確保しましょう。

 

いま収納しているものをすべて書き出す

まずすべきことは、今の物量を把握することです。

キッチン周りに収納しているものを全て書き出してみましょう。冷蔵庫の中に入っているものは省いてください。

たとえば小麦粉やお米、パスタのような食材。そしてフライパンや鍋蓋といった調理道具です。

想像より多くのものが収納されているでしょうから、漏れなく書き出してください。

さらに新しいマイホームで追加したいものがあれば、そちらも書き記しておきましょう。

 

書き出したものをどこに収納するか割り振る

書き出したもののすべてを再配置します。

理想のキッチンを思い浮かべながら、どこにしまうか考えてみましょう。

食材系はすべて背面収納に、調理道具はコンロ下に、といった具合にざっくりとでも割り振ってください。

 

収納スペースを考える

割り振ったものが収納できる広さを具体的に考えましょう。

コツは少し広めの収納スペースを確保することです。

入るからと物量ぴったりの収納スペースを選択するのがNG。

なぜなら、ものが取り出しにくくなるためです。

少し余裕のある広さを確保しておくと、将来家族の人数や食事量が変わっても対応できます。

 

キッチン収納の種類

コンロ下スペース

主に調理道具を収納するためのスペースです。

市販のキッチン台のほとんどに収納スペースが確保されています。

ただし中には食洗機になっているものもありますのでご確認ください。

 

背面収納

キッチンの壁に沿って置く、または作りつける大容量の収納スペースです。

使用頻度の低い調理道具や食器類を収納するのに適しています。

キッチンの大きさに合わせるよりも、壁面の広さに合わせた方が見栄えが良くなります。

 

パントリー

食事量の多いご家庭ならパントリーもおすすめです。

パントリーとは、食品等を保管する小部屋のこと。

大型の調理道具や使用頻度の低い食材等を収納できます。

パントリーは小部屋ですので、外から見られる心配がありません。

そのため、来客時にも生活感のない洗練されたキッチンを披露できます。

 

吊り戸棚

取り出しにくい位置にあるため、季節ものや使用頻度の低いものを収納しましょう。

パーティ用の食器やクリスマス用の飾り、カセットコンロのようなものを収納するのに最適です。

 

まとめ

平屋のキッチン収納は、家族の人数や食事量によって適切な広さが変化します。

これからご家族が増える予定の人や、小さな子どもがいるご家庭の場合は、最大人数での食事量で収納スペースを検討することをおすすめします。

食事量よりもキッチン収納が狭いと、キッチン周りにものが溢れてしまいますが、多少広すぎる分には問題ありません。むしろ日用品の収納スペースとしても活用できるでしょう。

本記事を参考にご家族に合ったキッチン収納の広さを割り出し、料理がしたくなるキッチンを作ってくださいね。

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