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平屋のマイホームを新築する際に後悔するポイントとは

「平屋のマイホームはバリアフリーで便利」

「ワンフロアでゆったり生活できる」

昨今では平屋のマイホームを希望されるご家庭が増えてきました。

しかしメリットばかり言われると、気になってくるのがデメリットですよね。

そこで今回は、平屋のマイホームを新築するにあたり、後悔しやすいポイントをまとめました。

メリットもデメリットもしっかり知った上で、マイホームの構想を考えましょう。

 

平屋を新築する際に後悔するポイントと対策

土地代が高くなる

2階建や3階建の場合は、土地が多少狭くとも上に部屋を作れます。

一方で平屋の場合は、土地面積が室内面積に直結します。

そのため、広さや部屋数にこだわる場合は土地代が高くなってしまうこともあるのです。

 

対策:必要となる土地の広さを事前に考えておく

理想の平屋を実現するために必要な土地面積を事前に検討しておきましょう。

その広さの土地を確保することを念頭に入れて、資金計画を立ててください。

マイホーム購入は大きな買い物ですから、計画的に資金を準備し、妥協せず理想の平屋を建てましょう。

 

日当たりが良くない

マイホーム建築場所の周囲に高層マンションや背の高い建物が立ち並んでいると、平屋の室内に日光が入らず、日当たりが悪くなってしまうこともあります。

日当たりが悪いと空気が淀んでしまいますし、家族の健康にも悪い影響を及ぼします。

 

対策:天窓や庭を利用する

天窓や高窓を設置して、平屋の真上から日光を取り入れましょう。

周囲の影響を受けにくい明るい室内が実現します。

また中庭を設置するのもおすすめです。

平屋の真ん中に中庭があれば、家の中心から光が差し込むようになり、室内全体に光が届きます。

 

防犯対策が必須

平屋は侵入経路が多いため、防犯対策は必須です。

しかし家中に防犯グッズを設置すると、外観がいまいちになってしまいます。

 

対策:防犯を意識しつつ自然な外構を目指す

踏むと大きな音の出る砂利を取り入れれば防犯と知られずに対策できますし、外壁を設けないオープン外構にすることでも防犯対策が可能です。

防犯に役立つアイテムを選んで自然な外構を作り上げましょう。見た目もおしゃれなアイテムが続々と発表されていますので、防犯用の外構をぜひ取り入れてください。

 

リビングやキッチンのニオイが全部屋に

ワンフロアの平屋では、リビングやキッチンのニオイが他の部屋にまで行き渡りやすいのです。室内で焼き肉を楽しむ場合も、煙が他の部屋にまで充満して子どもから苦情が来ることもあるでしょう。

 

対策:窓や換気設備を充実させる

リビングに大きな窓を設置し通風できるようにしたり、キッチンの換気設備を充実させたりしてニオイが篭らないように配慮しましょう。

大きな窓がリビングに設置されていれば、家族全員で庭や外の風景を楽しめますし、食事が終わってからそのまま遊びに出ることもできますね。

またキッチンの換気設備が整っていると、生ゴミ等の嫌なニオイがなくなります。

人の記憶に最も残りやすいものはニオイだと言われています。

芳しい香りで満ちた空間にして、家族や来客が素敵だと思えるマイホームにしましょう。

 

収納が足りない

理想の間取りを実現するために、収納を減らしてしまうこともあるようです。

実際に住んでみると、収納場所が減った分だけ物が溢れてしまい、住みにくい家になってしまいます。片付ける場所が足りず、後から収納ボックスを置くことに。

 

対策:収納場所は想像よりも少し多めに

必要な収納量を計算して収納場所を考えましょう。

ポイントは未来の荷物まで想定しておくことです。

たとえば子どもが大きくなったとき、ベビーカーや大柄遊具は必要なくなるでしょうが、代わりに服や自転車等が増えるでしょう。

さらに、想像よりも少し多めに収納を取るのがベストです。

予想よりも物量が増えることはよくあります。ですから少し広めに確保しておくことが大切なのです。

 

まとめ

平屋のマイホームにもデメリットはあります。しかし間取りやアイテム次第でデメリットは解消可能です。

今回紹介しました内容と対策を踏まえて、後悔しない理想的な平屋をつくりあげてくださいね。

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