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ZEH(ゼッチ)住宅を建てると受け取れる補助金について

「ZEH住宅でいくら補助金がもらえるの?」
「そもそもZEH住宅って何?」
ZEH住宅とはエネルギー効率の良い住宅のことで、2023年4月現在55万円〜140万円が受け取れる補助金制度が設定されています。
今回は、ZEH住宅の概要とZEH住宅の補助金制度について紹介いたします。

 

ZEH住宅とは

ZEH住宅とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。
簡単にすると、マイホームにおけるエネルギー収支をゼロに近づけた家のこと。
断熱性能の高い建材を使用し、省エネ家電を選択し、発電システム等を設置することでエネルギー消費を抑制し、逆に生み出す、次世代型の住宅です。
ZEH住宅として認められるには「省エネ性能」「断熱性能」「創エネ性能」を兼ね備える必要があります。
3つすべてに基準値が定められており、基準値をクリアした製品をマイホームに設置することが求められます。

 

ZEH住宅の補助金概要

2023年4月現在、ZEH住宅は4パターンに分類されており、それぞれ受け取れる補助金額も異なります。
基本的に高性能のシステムを備えるほど補助金額は増加しますが、それだけ購入費用が高額になります。

なお上記の他にも細かな条件が定められていますので、実際にZEH住宅を建築する前には必ずプランナー等に確認してください。

 

ZEH補助金と併用できる補助金制度

上記で紹介した補助金制度は、経済産業省と環境省、国土交通省が連携して設定されました。
これ以外にも各自治体に独自の補助制度が存在し、多くは併用が可能です。
たとえば宇都宮市では「宇都宮市家庭向け脱炭素化促進補助金」が実施されています。
具体的には、宇都宮市内にZEH住宅を建築した場合に20万円が受けとれます(一部対象外あり)

補助金制度ではありませんが、住宅ローン控除も併用可能です。
ZEH住宅は高性能であるが故に一般の住宅よりも建築コストがかかる傾向にあります。そのため住宅ローンが高額になることも。
住宅ローン控除の金額は年末のローン残高によって変動しますので、高額のローンを組む方が住宅ローン控除も増加します。
ZEH住宅購入に多額のローンを組んだとしても、住宅ローン控除が家計を助けてくれるでしょう。

 

ZEH補助金を受け取るまでの流れ

1.ZEH住宅対応メーカーを選ぶ

ZEH住宅に対応しているハウスメーカーを探しましょう。
すべての業者がZEH住宅に対応しているわけではありませんのでご注意ください。

2.補助金の申請

ハウスメーカーと「工事請負契約」を交わしたら、メーカーの担当者に「ZEH補助金を申請したい」と申し出てください。
早い段階でZEH補助金申請を考えていると伝えると、ふさわしいシステムや建材を提案してくれますよ。

3.着工

マイホームの着工です。
なおZEH補助金申請は着工前でなければなりません。
申請時期にご注意ください。

4.補助金入金

必要書類を提出したら、後は入金を待ちましょう。
実際に入金されるまでは数ヶ月かかりますので気長にお待ちください。
上記のとおり、手続きのほとんどはハウスメーカーが行ってくれます。
施工主本人が行うことは、書類を正しく記入してハウスメーカーに提出することです。

 

まとめ

ZEH住宅を建てると55万円〜140万円の補助金が受け取れます。
さらに自治体独自の補助金制度や住宅ローン控除とも併用が可能。
補助金制度には国家予算が充てられていますから、数年後には消滅する恐れもあります。
つまりZEH住宅を建てるなら今がチャンスなのです。

この機会に高性能なZEH住宅を手に入れてはいかがでしょうか?
きっとご家族全員が大満足できるマイホームになりますよ。

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