CONTENTS
マイホームを建てるなら火災保険への加入も同時に考えておきたいもの。
ですが火災保険と一口に言っても種類の保険料も豊富でどれを選べばいいのか迷いますよね。
そこで今回は新築マイホームにかける火災保険の選び方や相場についてまとめました。
火災保険選びの参考にぜひお使いください。
目次
そもそも火災保険とは、火災等により損害が生じた場合に保険金が支払われる保険です。
補償となる対象は「建物」と「家財」の2種類。
「建物」には新築マイホーム全体や、建物に付随している物置や門扉、車庫、塀等も含まれます。
「家財」は家具や電化製品といった生活必需品です。
建物だけ、または家財だけでも加入できます。
なお自動車は火災保険の補償対象外です。自動車の補償を受ける場合は自動車保険に加入しましょう。
新築マイホームにおける火災保険料は、10年契約でおよそ8万円、特約をつけると15万円前後になります。
ただし、建物の構造や補償範囲で保険料はかなり増減しますので、あくまでも相場であり目安とお考えください。
マイホームにぴったりの火災保険を以下の6ステップで選択しましょう。
火災保険の対象は「建物」と「家財」です。
新築マイホームに火災保険をかけるので、少なくとも「建物」は必ず選んでください。
「家財」についても火災保険の対象とするかどうかは、保険料と相談のうえ加入を検討しましょう。
火災保険において、建物の構造級別が以下の3つに分かれています。
M構造:コンクリート造
T構造:鉄骨造等
H構造:木造住宅等
M構造が最も火災保険料が安くなり、H構造が最も高くなります。
保険料が直接反映される重要な情報ですので、火災保険を探す前にマイホームの構造級別を調べておきましょう。
火災保険は火災だけでなく様々な災害等の被害を補償してくれる保険です。
通常は火災・落雷・破裂や爆発・風害の補償が受けられますが、追加で水害や盗難等にも対応している保険もあります。
補償範囲が広くなればそれだけ保険料も高くなりますので、マイホームを建てる地域性等から必要な補償範囲に絞り込みましょう。
保険金額とは、保険金の限度額のことです。
現在の保険金額は新価で設定するのが主流です。新価とは、同等の建物や物品を購入できる金額のこと。
万が一のことがあった際に、マイホームが買い替えられる金額で設定しましょう。
地震保険は単独で加入できず、必ず火災保険とセットで加入することになります。
火災保険と一緒に地震保険にも加入するか決めましょう。
なお地震保険は地震・噴火・津波の損害をカバーしてくれます。地域によって重要度は変わるでしょうから、よく検討なさってください。
これまでのステップで決めた範囲、金額に該当する火災保険を探します。
このとき複数の保険を比較するのがポイントです。
火災保険は多くの保険会社から豊富に販売されていますから、あなたにぴったりの火災保険を選んでください。
火災保険料は補償範囲やオプションの有無、建物の構造で決まります。
すでにマイホームの建築が始まっている場合は建物の構造を変更することはできませんから、補償範囲を狭めるかオプションをつけないことで保険料を抑えましょう。
まだマイホームの構想段階でしたら、耐火性能を高くすることで火災保険料を安くできますよ。
新築マイホームの火災保険料は、10年契約で8〜15万円前後になります。
しかし火災保険は万が一の事態に備えるもの。相場感に振り回されず、ご家族とマイホームにふさわしい火災保険を選ぶことが何よりも大切です。