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妊娠と同時にマイホーム購入を考え始めるご家庭が多いもの。
では実際にマイホームを購入するのは「出産前」が良いのでしょうか?それとも「出産後」の方が良いのでしょうか?
今回はマイホーム購入のタイミングについて、出産前後それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
マイホーム購入時期をご家族で話し合うきっかけになれば幸いです。
目次
妊娠中の引っ越し作業は大変ですが、出産後も小さな子どもの預け先が見つからなければ一層大変な作業になります。
なら子どもから目が離せなくなる前にマイホームで暮らし始める方が、母子共に最小限の負担で済みますよ。
また子どもは生まれてからすぐにマイホームで暮らし始められるので、家に愛着を持ちやすいというメリットもあります。
住宅展示場へ足を運んだり打ち合わせをしたりするのも、出産後より比較的楽に行えるでしょう。
出産には平均50万円程度かかると言われています。また、出産を控えた女性は基本的に働ける状態にありませんから、出産直前は家族全体の収入が減っている可能性が高いもの。
家計が不安定な中ではどうしても財布の紐が固くなり、理想のマイホームではなく「妥協した」マイホームになってしまうかもしれません。
住宅ローンを払えなくなることは絶対に避けるべきですが、不必要に節約するのは後悔の元です。
出産後の社会復帰も念頭に置いた上で、マイホーム作りを進めてくださいね。
子どもの性別や人数が分かっていますから、子ども部屋を含めた間取りを決めやすいのが最大のメリットです。
時期にもよりますが、出産前には子どもの性別や人数が判断できないことから、間取りに迷ってしまうご家族も多いものです。
出産後に間取りを決定すれば、建ててからの「こんなはずじゃなかった」を回避しやすくなります。
小さな子どもを抱えて長時間外出するのは本当に大変ですよね。
マイホームの打ち合わせのたびにぐずる子もいるでしょう。
可能であれば、打ち合わせの際に信頼できる人に預けるのがおすすめです。しかし預かってくれる人がいない場合は、プレイルームで遊ばせたり大好きなおもちゃを持って行ったりして、子どもが飽きない工夫を凝らしましょう。
子どもがそれなりに成長してくると「老後の自分たちの生活」を深く考えられるようになります。
厚生労働省の資料によると、健康寿命(日常生活に制限のない期間)と平均寿命の差は男性で9.13年、女性で12.68年だそうです。つまり約10年間は、車椅子や杖のお世話になる可能性が高いということ。
老後も暮らしやすいマイホームを建てるなら、子どもが少し大きくなってからの方が良いのかもしれません。
マイホームを建てる理由はご家庭によって様々ですが、その1つが「家族の思い出を増やす」ではないでしょうか?
子どもが大きくなってからマイホームを建てるなら、子どもがマイホームで暮らす期間は短くなります。
柱に子どもの身長をマークしたり、子どもと庭で遊んだり、子どもが壁に落書きをしたり…
子どもが独立してからふと振り返った時に、マイホームに面影が残っていると嬉しくなるものです。
子どもとの思い出を増やすのなら、出産前からマイホーム購入を検討されることをおすすめします。
マイホーム購入のタイミングはご家庭それぞれ。出産前後でメリット・デメリットも変わりますから、記事内容を参考にご家族で購入時期を話し合ってくださいね。
ベストなタイミングを見計らい、理想のマイホームを手に入れましょう。