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「防犯カメラは取り付けるべき?」
「意識すぎではないかな?」
大切なマイホームを守るためには防犯カメラを設置したいものですよね。
しかし人を寄せ付けない雰囲気にならないか等の不安点も発生するでしょう。
そこで今回は、防犯カメラを設置すべきなのか、設置するならどこにつけるべきか等をまとめました。
結論から申しますと、予算が取れるなら防犯カメラは設置した方が良いでしょう。
目次
ALSOKが行った「第2回 防犯カメラに関する意識調査」によると、自宅に防犯カメラを設置していると答えた人は23.8%でした。
およそ5軒に1軒が防犯カメラを設置していることになります。
また「防犯カメラをもっと設置したほうが良いと思いますか」との質問に対しては、62.6%が「もっと設置した方が良い」と回答しています。
この結果から、自宅では費用やその他の関係で設置できないけれど、防犯カメラを設置したいと思っている人が多いと考えられます。
さらに「防犯カメラが設置してあることで安心と感じるか」との質問に対して、70%が「安心と感じる」と回答しています。
不快に感じる人が少数いることは見過ごせませんが、大多数は防犯カメラに安心感を抱くようです。
引用元:ALSOKアンケート 第2回 防犯カメラに関する意識調査
(https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/18.html)
防犯カメラが設置してあることで、空き巣や不審者の侵入を抑制する効果が期待できます。
侵入者は防犯カメラを設置していない家から狙いますので、防犯カメラが犯罪抑制に役立つのです。
現在は置き配が取られる被害も増加してきました。防犯カメラが設置してあれば、置き配が取られるリスクも減らせるでしょう。
「車を傷つけられる」「ポストの中身を見られる」といったいたずらにも、防犯カメラが効果的です。
いたずらされそうな場所に分かりやすく設置してください。
万が一、犯罪やいたずらが発生した際の証拠になります。
警察に提出すれば迅速な解決につながるでしょう。
また自宅付近でトラブルに巻き込まれた場合、自分の冤罪を証明できます。
防犯カメラを設置する場合、自治体から補助金が受け取れることもあります。
たとえば宇都宮市では「防犯カメラに係る補助制度」として、対象経費の2/3〜3/4(補助上限なし)が受け取れます。(令和5年度の受付は終了)
すべての住宅が対象ではありませんが、補助金が受け取れる場合は防犯カメラの購入費用もその後の維持費も安く抑えられます。
具体的な内容は各自治体の窓口でお尋ねください。
空き巣や不審者の侵入を抑制します。
警視庁の発表によると、令和4年に発生した住宅侵入被害のうち、玄関等の出入口から侵入された割合は57.1%でした。
死角を作らないように、玄関先がすべて見渡せるように配置してください。
家族の安全のためにも、まず玄関や勝手口に防犯カメラを設置しましょう。
引用元:警視庁ホームページ
(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/jokyo/hanzai.html)
自動車や自転車の盗難を抑制します。
同様の警視庁の発表によると、令和4年に発生した自動車盗のうち、一戸建住宅での盗難は21.2%でした。
盗難車の5台に1台がマイホームの駐車場から盗まれたことになります。
また電動アシスト自転車のバッテリーの盗難も多発しており、駐車場や駐輪場、ガレージにも防犯カメラを設置すべきでしょう。
上記のとおり、玄関等の出入口から侵入された割合は57.1%ですが、窓からの侵入は42.4%でした。
庭に面した窓からは室内が見やすいため、玄関の次に侵入経路となりやすいポイントです。
庭や庭に面した窓にも防犯カメラを設置しましょう。
新築マイホームには、防犯カメラを設置した方が良いでしょう。
犯罪やいたずらの抑制につながり、安心感を与えてくれます。
補助金が受け取れるケースもありますので、ぜひ前向きにご検討ください。
安全と安心を手に入れられるという意味では、安い買い物かもしれませんよ。