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メンテナンスフリーな和風の庭のつくりかた

「和風の庭って手間がかかりそう…」

「手入れに時間をかけず和風庭園を堪能したい」

竹垣で覆われた空間に鹿威しや枯山水…

和風のお庭は風情豊かで心の癒しになりますが、お手入れが大変そうな気がしますよね。

そこで今回は、メンテナンスフリーで維持できる和風のお庭の造り方をご紹介します!

和風のお庭を諦める前に、ぜひ一度この記事をお読みください。

 

お庭のメンテナンスここが大変!

お庭のメンテナンスで大変なこととはどんなことでしょうか?

まずは発生しそうな問題を把握しておきましょう。

 

草むしりに時間がかかる

自然芝や土がそのままになっている場所は、放っておくと草がどんどん伸びて荒れ庭になってしまいます。

ですから定期的な草むしりが欠かせないのですが、これがとても大変。

俯いた姿勢で長時間造業をするので、体を痛める原因にもなってしまいます。

 

剪定や落ち葉が面倒…

立木もまた手入れが必要です。

枝が伸びすぎないように剪定したり、落ち葉が落ちれば掃除をしたりしなければなりません。

どちらも時間がかかりますから「休日を潰して家族で落ち葉掃除」なんてことになってしまうかも。

 

いつ腐食するか気が気でない…

竹垣や生垣など、自然をふんだんに取り入れたお庭はとても気持ちの良いものです。

けれどもいつか必ず終わりが来るもの。

どれだけ注意していても、いずれ腐食して壊れてしまいます。

たとえば天然木の縁側は年月によって少しずつ表情が変わり、儚い時の流れを感じさせてくれますよね。

けれども同時に、いつか壊れる危険性を孕んでいるのです。

誰かが座っている時に壊れてしまったら怪我をする危険性もあり、取扱には十分注意すべきです。

 

メンテナンスフリーな和風のお庭のポイント

上記のような大変さや危険性を回避しながら、素敵な和風庭園を維持するポイントをまとめました。

 

人工木や人工芝を採用

現在の人工木や人工芝は、天然モノと区別がつかないほど精巧にできています。

メンテナンスフリーなお庭を実現させるなら、ウッドデッキや縁側は人工木で、芝生は人工芝を選びましょう。

草むしりの手間もかからず、崩壊の危険性も抑えられます。

 

枯山水も防草シートで雑草対策

和風庭園の象徴とも言える枯山水を取り入れるなら、石を敷く前に防草シートを敷き詰めましょう。

雑草が生えにくくなり、お手入れが楽チンになりますよ。

石を敷いてから防草シートを敷き直すなら、かなりの時間と労力が必要です。

枯山水の庭園にするなら、ぜひお庭造りの前に防草シートを敷いてくださいね。

 

御簾垣は人工竹で美しく

すだれのような上品な御簾垣も、天然竹より人工竹がおすすめです。

腐食の心配もありませんし頑丈です。

メンテナンス不要で何年でも雅な姿そのままでいてくれます。

またカラーも充実しており、お庭にマッチしたカラーを選ぶことでオリジナリティも生み出せますね。

美しさと丈夫さを併せ持つ人工竹は、中にいる人には安らぎを与え、外部から強く守ってくれます。

 

常緑樹を中心にしてお手入れ楽チン♪

常緑樹とは、1年中緑の葉をつけ落ち葉が出にくい樹木のことです。

和風のお庭に合う常緑樹には、マツやマキがおすすめ。

多少お手入れに時間を割けるなら、サクラやウメ、カエデのような落葉樹をシンボルツリーにして、四季の移り変わりを楽しみましょう。

 

カーポートも木調カラーで統一感を

カーポートもお庭に溶け込むものを取り入れてみては。

たとえば木調カラーにするだけで、金属色そのままよりもお庭との一体感を楽しめます。

 

まとめ

憧れの和風庭園を造るなら、今後のメンテナンスも考えた上で設計や配置を決めましょう。

今回ご紹介したポイントを参考に、お手入れ不要で美しい景観を保つ日本庭園を造ってくださいね。

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