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早朝になると小鳥のさえずりで目が覚める…
お庭の樹木では、小鳥達が小さなクチバシを器用に使って果実をつついている…
エサを置いた小皿を窓から出すと鳥達が寄ってくる…
そんな毎日になったら、とてもロマンチックですよね。
子どもの情操教育にも一役買ってくれそうです。
今回は素敵な毎日を過ごせる「可愛い野鳥が来てくれるお庭」のポイントと注意点をまとめました。
目次
お庭への植樹に適しており、野鳥が集まりやすい樹木の一部を下記にご紹介します。
一般的に、花や実が鮮やかに実る樹木に野鳥が寄ってきやすいものです。
しかし樹木の高さや果実の種類等によって、集まる野鳥は微妙に変化します。
ツグミ・ヒヨドリ・メジロ・ヤマドリ(カラスもやってくる)
キジ・シジュウカラ・スズメ・ホオジロ
ジョウビタキ・ヒヨドリ・メジロ・ルリビタキ(カラスもやってくる)
アオゲラ・キジ・シロハラ・オナガ
アカハラ・シメ・ヒヨドリ・メジロ
カワラヒワ・スズメ・ホオジロ・ヤマガラ
アオゲラ・オシドリ・レンジャク・ルリビタキ
可愛い小鳥たちがお庭に遊びに来るポイントは「外敵がいないこと」と「食べ物(果実や花の蜜等)が豊富にあること」の大きく2点です。
また野鳥は果実等を食べにやってくるので、フンを落として去っていきます。
野鳥がフンを落とすことを前提に「野鳥に来て欲しい場所」を決めましょう。
小鳥にとってネコは天敵です。
住宅街では野良猫も飼い猫も多いですから、何の対策もしないと小さな鳥ほど訪れてはくれません。
ネコが多い地域でマイホームを建てるなら、アンズやウメといったネコが登りきれない高さに果実をつける樹木がおすすめです。
招きたいのは可愛く美しい野鳥であってカラスではない、という人は多いのではないでしょうか。
カラスに寄り付いてほしくない場合は、背の高い常緑樹を避けましょう。
緑が生茂る背の高い樹木に巣を作る傾向があるためです。
人が多いと野鳥は警戒して寄ってきません。
ですから大通りに近い壁沿いに野鳥用の植樹をしても、なかなか可愛い小鳥たちは集まってくれないものです。
野鳥用の植樹場所は、お庭の中心や奥まった静かな場所が適しています。
「わざわざ鳥のために植樹するのもなあ…」とお考えなら、エサ台を設置するだけでも効果はあります。
野鳥が集まる場所も限られるので観察しやすいうえに、フンの後始末もしやすいですよ。
ただし樹木と小鳥のコラボレーションを満喫したい場合は、植樹した方がより理想的な姿が見られるでしょう。
野鳥はお庭から去っていく際にフンを落として行きます。
少しでも体を軽くして飛びやすくするためですので、フンをするのは仕方のないことと割り切りましょう。
野鳥達のフンで最も困るのは洗濯物ですよね。
干していた洗濯物にフンがつかないように「野外で洗濯物を干さない」「洗濯物を干す場所を
また玄関から門扉までのよく通る場所の付近には、果樹の植樹を控えましょう。
家族にフンが落ちてこないようにするための配慮です。
いつの世でも日本人は樹木に鳥が佇む景色を美しいと捉えてきました。
たとえば早春に咲くウメにメジロが集まる光景は、なんとも優雅な調和を感じさせてくれます。
樹木と鳥がいる風景をうっとり眺めて楽しみたいなら、お庭の中心に植樹することをおすすめします。
素晴らしいお庭を背景に、色鮮やかな樹木とその上で跳ねる小鳥の姿を堪能してください。
可愛い野鳥をお庭に呼ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが肝心です。
今回ご紹介した内容を参考に、家にいながら可愛い野鳥達のさえずりが堪能できるマイホーム造りにお役立てください。