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マイホームの防犯対策はお庭から〜景観を崩さず空き巣対策!

マイホームを建てるなら防犯対策にも力を入れたいところですよね。

中でも最も外側である「お庭」が犯罪者にとって近寄りにくいものであれば、未然に侵入を防げるはずです。

そこで今回は、お庭の防犯対策についてご紹介します。

エクステリアを検討中でしたら、ぜひこの記事で防犯対策についても知っておきましょう。

 

マイホームのお庭の景観を崩さない防犯アイテム

防犯対策は大切ですが、防犯アイテムを設置しすぎて物々しい雰囲気にしてしまうのは避けたいところですよね。

景観はできるだけ崩さず、けれども防犯対策になるアイテムをご紹介します。

 

砂利を撒く

家の裏側や人目につきにくい場所の窓の下に砂利を敷きましょう。

歩くと音がするので、空き巣対策になります。

お庭全体に砂利を敷き詰めれば防犯効果も上がりますが、芝生やレンガなどでお庭を彩る場合は、空き巣が侵入しそうな場所に絞って砂利を敷いてください。

大きな音の出る防犯砂利はさらにおすすめです。

トイレやお風呂の窓を開けっぱなしにするご家庭もありますよね。

そんなお部屋の下も砂利を敷いておきましょう。

白色の砂利は夜間にも目立ちますし、光を反射してお庭全体を明るく清潔に見せてくれます。

ライトや月の光を反射しやすいので、防犯対策にも最適です。

 

フェンスを取り付ける

お庭と道路の境目には、格子状のフェンスを取り付けましょう。

プライバシーを確保しつつも、外から人が動く様子がわかるものがベストです。

完全に中の様子が見えなくなる高い塀は、プライバシー保護に役立ちますが、防犯上はあまりおすすめできません。

なぜなら、空き巣が一度塀乗り越えて侵入してしまったら後は誰からも姿が見えないためです。

通常、空き巣は自分の姿が外部から見えることを嫌います。

そのため侵入後の自分の動きが丸見えになってしまうフェンス付きの家は避ける傾向があるのです。

 

「でも、外から家の中が見えるのはちょっと…」と思う人は、足下だけ見える目隠しフェンスをご検討ください。

大人の目線では家の中は見えませんが、足下の動きや影だけがなんとなく伝わります。

これだけでも空き巣は敬遠するようになりますよ。

また足元にフェンスがないと日当たりが良く水はけも良い、風通しが良くなるなどのメリットも生まれます。

 

センサーライトを設置する

センサーライトとは、動くものに反応して点灯するライトのことです。

玄関前などに設置するほか、人目がつきにくい裏庭や大木のそばなどにも設置をご検討ください。

空き巣は自分の姿が映し出されることを嫌いますから、センサーライトは大敵なのです。

防犯カメラとセットで設置すれば、さらに防犯効果が高まります。

 

空き巣が嫌うお庭の特徴と対策

防犯アイテムを設置すれば空き巣対策はできますが、それ以前に空き巣が嫌がるお庭にしておくだけでも防犯対策は可能です。

空き巣が嫌がるお庭の特徴を理解して、防犯対策に役立てましょう。

 

手入れが行き届いている

物が片付けられていて、雑草処理がされていて、全体的に美しい景観を保っているお庭には空き巣は入りにくいと言われています。

物や雑草がはびこっていると、それだけ隠れるスペースが生まれるためです。

また庭に放置されている物を利用して、2階のベランダから侵入されることもあります。

つまりお庭の管理がされていないと「侵入しやすい」と認識されて空き巣が寄ってきてしまうのです。

お庭をきれいに保ち、空き巣を遠ざけましょう。

 

塀が低い

高い塀は乗り越えにくく防犯に役立つと思われがちですが、実は低い塀の方が防犯対策になります。

塀が高いと敷地内に侵入した後、外から姿が見えなくなるためです。

つまり塀を乗り越えてしまえば、やりたい放題になってしまうということ。

逆に塀が低いと侵入したことが外部から分かってしまうので、空き巣は入りにくいのです。

「そうは言ってもプライバシーも確保したいし…」とお考えでしたら、細い格子のフェンスを設置しましょう。

外からは誰がいるのか・どう動いているのかは見えませんが、明らかに人がいることが分かります。

 

夜でも人がいなくても明るい

日当たりの悪いお庭や夜のお庭は、ライトがなければ見通しが悪いものですよね。

暗いお庭は空き巣にとって侵入しやすいルートですから、明るさにも注意を払いましょう。

アプローチだけでなく、人目がつきにくい場所や草むらなどにもライトを設置し、隠れる場所をなくします。

センサーライトや常夜灯をじょうずに利用して、明るいお庭にしてくださいね。

 

まとめ

お庭の防犯を徹底することで、空き巣の侵入を防ぐことができます。

今回ご紹介した内容を参考に、防犯意識が高く景観も損ねない美しいお庭を造って、安心安全な毎日をお過ごしになってください。

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