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一戸建てマイホームを建てる際に、空き巣の心配をされるご家族は少なくありません。
大事な家族や資産を守るために、できることはしておきたいものですよね。
空き巣が侵入するルートで最も多いのが「庭から」だと言われています。
そこで今回は、防犯対策にもなる庭木をまとめました。
美しい景観と防犯を両立できる庭木を選んで、空き巣が入らないお庭にしてくださいね。
目次
庭の周囲にはトゲのある樹木を植えて、空き巣が侵入しにくい環境を作りましょう。
枝にトゲのあるバラやサンショウ、葉が尖っているヒイラギがおすすめです。
ただしお手入れの際には怪我をする恐れがあるので、長袖を着たり軍手を着用したりして防御しましょう。
生垣にもよく利用される常緑樹です。
葉の先端が尖っており痛そうに見えますが、実際触ってもそれほどの痛みはありません。
痩せた土地でも育ちやすく、日陰や排ガスにも強いこと、また低価格なことも嬉しいですね。
秋には白い花をつけ目を楽しませてくれることもポイントです。
荒々しい見た目で空き巣対策を講じつつ、手入れもしやすい人気の樹木です。
葉が赤く、昔は洗眼に利用されていたことからその名がつきました。
枝の節や葉の付け根に鋭いトゲがあることから、別名「ヨロイドオシ」とも呼ばれます。
トゲは1cm程度の長さで多数に及ぶため、防犯にも役立ちます。
暑さにも寒さにも比較的よく耐え、病害虫もほとんど発生しない強い樹木です。
落葉樹のため常緑樹よりお手入れは大変ですが、赤く染まり落ちる葉はお庭を美しく彩ります。
尖った緑の葉と赤い小さな実が印象的なクリスマスの定番樹木です。
見るからに葉が尖っているので空き巣対策に効果を発揮します。
基本的に育てやすく、定期的な剪定と水やり、肥料を撒く他の管理は不要です。
実が生りますが鳥はさほど寄ってきませんので、お手入れも簡単。
冬が近づくにつれ実が赤く染まり、クリスマス気分を盛り上げてくれます。
鋭いトゲと小さな果実が印象的な樹木です。
トゲが鋭利で刈り込みが容易なため、昔から防犯対策として生垣に利用されてきました。
丈夫で病気に強く成長が遅いので、多少放っておいても大丈夫です。
実は食べられませんが、お酒につけこんで果実酒として美味しくいただけます。
落葉樹のため毎日のお手入れが欠かせませんが、防犯対策と同時に花や実を楽しめ四季折々の表情を魅せてくれます。
逆に防犯上おすすめしない樹木もあります。
空き巣に狙われやすい庭木の特徴は、空き巣が伝いやすい樹木や、空き巣の姿を隠してしまう樹木です。
お庭の真ん中に植えるなら問題ありませんが、敷地と道路との境に背の高い常緑樹を植えるのは防犯上おすすめできません。
その樹木が空き巣の侵入経路になる可能性があるためです。
落葉樹であれば定期的に葉が落ちるため隠れにくいものですが、常緑樹は葉が生い茂るものが多く、木を登ってしまえば空き巣の姿を隠してしまいます。
もし背の高い樹木を植えるなら、道路沿いではなく敷地の真ん中あたりに植えることをおすすめします。
目の細かい生垣は侵入しにくい反面、一度敷地内に入ってしまえば外から見えなくなるという欠点をはらんでいます。
最もおすすめなのは外部からも人影が見えるフェンスですが、生垣や塀を利用する場合は、足下が見えるようにしたり大人の頭が見える高さに剪定したりすると良いでしょう。
空き巣が嫌がる庭木を効果的に配置することで犯罪に巻き込まれる可能性を減らし、マイホームで安心して毎日を過ごせるようになります。
新築当初からできる工夫をして、大切な家族と家財を守りましょう。