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平屋のマイホームにはどんな間取りにしましょう?
広いリビングに夫婦2人の趣味の部屋、居心地の良い寝室、清潔なランドリールーム…
言い出したらキリがありませんが、その計画の中にもう1つ「掃除機の収納場所」を加えましょう。
設計段階で掃除機の収納場所を確保していないと、生活感満載のマイホームになってしまうかもしれません。
目次
コードレスでもコードつきでも意外なほどに存在感がありますよね。
内部に吸い取ったゴミを一旦溜めておかなければなりませんので、その分のスペースが必要なのが理由の1つ。
マイホームが広いと、掃除機も大きいものを選ぶか2台置きするかで迷う場面もあるでしょう。
たかが掃除機ですが、意外にかさばってしまうのです。
置いておくだけでかさばる掃除機が出ていると、やはり生活感が溢れてしまいます。
たとえばテレビの横に置きっぱなしにしてしまうと、家族団らんの時間にも「掃除」の2文字が頭を横切るでしょう。
来客時は出しっぱなしにできませんが、置き場所がなければ自室に置くことになるかもしれません。
掃除機の収納場所が自室になるのは避けたいところですよね。
収納場所が決まっていないと、毎日の掃除は掃除機をどこに置いたか探すことからスタートになるかも。
「面倒」と感じる作業は誰だってやりたくないものです。
そのうち掃除自体が面倒になってしまい、家の中がゴチャついてしまう…そんな未来にもなりかねないのです。
掃除機の定位置としておすすめしたいのは「家族がよく使う場所」です。
家族全員がよく使う場所に収納場所を確保することで、気付いた人がすぐに掃除できる環境を作ります。
最近はスタイリッシュでおしゃれなデザインの掃除機が増えてきましたね。
デザイン性の高い掃除機は「見せる収納」で出し入れしやすくするのがおすすめです。
収納場所はリビングの近くが良いでしょう。
家族全員に掃除をする意識が芽生えるかもしれません。
小物の収納が多いキッチンには細い隙間ができるものですよね。
その隙間に掃除機を収納してはいかがでしょうか?
キッチンにはコンセントも配置しているでしょうから、充電式のコードレス掃除機も収納しやすいはず。
ただし掃除をするためのものですので、できるだけ食料品と同じ収納場所は避けましょう。
ファミリークローゼットやウォークインクローゼットを備え付けるなら、その一部を掃除機の収納場所にしても良いでしょう。
通常ファミリークローゼットは家族の生活動線上に作りますから、家事動線にも優れていることが多いのです。
大容量のクローゼットを確保するなら、ぜひ掃除機の収納スペースとしても活用してください。
どのような掃除機でもコンセントから電力を供給されなければ動きませんよね。
コードレス掃除機は収納場所に必ずコンセントを設置しましょう。
広い平屋ですとコードレス充電器の方が便利ですが、その分充電用スペースを確保しなければなりません。
コンセントの位置は非常に重要なのです。
コード付きの掃除機も、収納場所付近にコンセントを設けることをおすすめします。
近くにコンセントがあれば、取り出してすぐに掃除が始められますよ。
掃除機の大きさに合わせて収納スペースを確保しましょう。
確保したスペースに掃除機が入らなければ意味がありませんので、少し広めにしましょう。
もしスペースが余ったとしても、他の掃除用品を収納すれば良いのですから。
掃除機の収納場所もマイホームの重要な間取りの1つです。
掃除機1つで家事導線が大きく変わりますから、日々の生活のしやすさにも影響を与えます。
特に平屋のマイホームはバリアフリーが主流で、家事導線を短くする傾向にあります。
掃除機の収納場所にもこだわって、快適で暮らしやすいマイホーム設計を進めてください。