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平屋に和室を作るならどこにする?おすすめの広さやポイントも

和室は日本人にとって癒しの空間ですから、平屋のマイホームにもぜひ作りたい部屋の1つですよね。

では和室はどこに、どのような間取りで作れば良いのでしょうか?

今回は平屋に和室を作るときのポイントをまとめました。家づくりの参考にぜひチェックしてくださいね。

 

そもそも平屋に和室は必要?

和室がなくても気持ちの良い家は作れます。

和室があるとどんな家になるのか、想像してみましょう。

 

気持ちよく寝そべられる空間

フローリングの床では横になれませんが、畳の上なら気兼ねなく寝そべることができますね。

こたつを置くのも和室の方が絵になります。フローリング用のこたつセットも販売されていますが、元々和室に合うよう設計された暖房器具ですから、畳の上に設置するのがしっくりするものです。いぐさの温かみ、気持ちの良い香りも相まって、心地良く過ごせるのではないでしょうか。

 

客間として使える

絶対必要ではないけれど、あった方が良いスペース「客間」。

お客様がお見えになったとき、家族が普段使っているリビングにお通しするしかないのは少し気恥ずかしいものですよね。ですが、和室があればそんな憂いはなくなります。

物を押し入れに片付けてちゃぶ台を出せば、立派な客間として使えるのです。お客様も和室に通されて悪い気はしないはず。高齢のお客様にも喜ばれますよ。

お帰りになったら元に戻して、家族の憩いのスペースに。

表情を自在に変えられて、誰もが快適に過ごせる部屋として使いまわせますよ。

 

子どもが遊ぶスペースになる

子どもを室内で遊ばせるには、怪我をしないことが大前提ですよね。

フローリングは硬いので、何かの弾みで怪我をしてしまうかもしれません。

畳を敷いた和室なら、少なくとも床が原因で傷つく可能性はありません。

プレイルームを作らなくても、和室があれば子どもの遊び場として使えるのです。

小さい子どもがいるご家庭なら、プレイルームの代わりに和室をつけてはいかがでしょうか?

 

畳のメンテナンスが必要

最後にデメリットをお伝えします。

それは畳の定期的なメンテナンスが必要なこと。

一般的に畳は裏表どちらも使えますので、約5年で裏返し、その約5年後に表返し、さらに5年後に新調します。15年で買い換える感覚ですね。

畳の価格は1畳あたり5,000円〜1万円ほど。和室が広くなればそれだけ新調する際の畳代が増加します。

フローリングに比べると多少メンテナンスを気にする必要がありますので、一度購入した後は何も買い換えたくない、という人はよく考えてから和室を導入するか決めてください。

 

平屋に和室を作る際のポイント

使い方を想像する

リビングを別で作るなら、家族が集まるのはリビング中心になるでしょう。では和室はいつ、どんな時に使うのかを想像してみましょう。

家族団らんのスペース、冬場にこたつを置くスペース、高齢になってから床に座るためのスペース、趣味の部屋、お客様の宿泊スペース等、ご家庭によって使い方は様々です。どのように使うのか具体的に考えてみてください。

 

和室の広さは家全体の大きさで決める

広さは6畳程度、押し入れ等を含めて約4坪がおすすめです。

こぢんまりした和室にするなら4畳程度でもOK。座卓を囲んで4人前後が座れる広さです。

なお和室を広く見せたい場合は、勾配天井にすることも検討してください。

高さを出すことで空間全体が広く見えますよ。

 

床の間を作るか考える

床の間とは、いわば飾り棚のこと。掛け軸や花瓶等を置いて美しく飾るスペースです。床の間があると和室として格式高く仕上がりますし、なければカジュアルな印象になります。

ただし飾る物によっては頻繁に手入れが必要になります。掛け軸をかけるだけならかけっぱなしでも構いませんが、花を生けるなら毎日のように取り替えなければいけません。何をどう飾るのかまで考えて床の間をつけるべきかじっくり検討してください。

 

まとめ

平屋に和室があると家族やお客様の憩いの場として活用できます。

ただし深く考えずに作ってしまうと、あまり部屋を使わなくなってしまうかもしれません。

和室をどのように使うのかを具体的に考えた上で、間取りやデザイン等をじっくり検討しましょう。

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