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実は芝生にも様々な品種があり、それぞれ少しずつ特徴が異なります。
今回はお庭に適した芝生とその特徴についてまとめました。
ライフスタイルに合わせた選び方も紹介していますので、芝生の庭をお考えでしたら、ぜひ最後までお読みください。
目次
芝生は大きく「人工芝」と「天然芝」に分かれます。
さらに天然芝にも「日本芝」と「西洋芝」があり、さらに多くの品種で構成されています。
天然芝に似せて作られた化合物です。
以前までは安っぽくて不自然なものが多かったのですが、今では天然芝そっくりのリアルな人工芝が数多く発売されています。
中には緑の中にブラウンの芝を混ぜ、一見して人工芝とは分からないものまで出ています。
人工芝の最大のメリットは「メンテナンスフリー」なことでしょう。
お手入れの手間がかからないので、共働き夫婦や子育て中でも青々としげる芝生が維持できます。
防草シートを敷けば雑草が生えてくることも防げますので、虫もつきにくくお庭はいつも快適&衛生的です。
デメリットは張り替えが必要なこと。
初期費用もそれなりにかかりますし、へたれてきたら数年おきに張り替えなくてはなりません。
高価な人工芝はそれなりに価格もしますので、子どもの進学等と重なると痛い出費になるかもしれません。
古くから日本で見かけられた芝で、暑さに強く「暖地型」とも言われます。
西洋芝に比べて葉の幅が広く厚みがあり、色が薄いことが特徴です。気温が下がると葉の色がブラウンに変化するので季節を感じられます。
野芝、高麗芝、姫高麗芝の3品種が特に有名です。どれもメンテナンスが比較的簡単で、美しい緑色の芝生に育ってくれます。
3品種の大きな違いは「葉の形状や大きさ」です。メンテナンス回数はさほど変わらないので、お好みの品種を選んでください。
なお初期費用は人工芝よりも安価に抑えられます。
西洋から輸入された芝です。寒さに強いことから「寒地型」と言われます。寒地型は一年中青々とした芝生が楽しめるのが最大の特徴。細く柔らかい葉は子どもの柔肌にも優しいですよ。
日本国内で育てるなら、品種改良され美しさに磨きのかかったバミューダグラス類やティフィトン類がおすすめ。寒地型ではなく暖地型なので、日本の気候に適しており育てやすい品種です。暖地型ですから気温が下がるとブラウンに色が変わります。
日本芝より少し手間がかかりますが、色鮮やかな葉は心を満たしてくれますよ。
日陰では弱ってしまうので、良く日光の当たるお庭に適しています。
「時間をかけずに芝生を楽しみたい」なら人工芝がおすすめ。
普段のお手入れはほとんど不要ですから、余計なストレスを感じずに緑のお庭を維持できます。
天然芝のような変化はありませんが、だからこそ弱ったり枯れたりしない最強の芝生とも言えます。
塀を高くする予定だったり隣近所の建物の影が落ちたりといった理由から、お庭に日差しが届きにくいなら、日本芝がおすすめです。
中でも野芝は日陰でもたくましく育つので最適。日本芝ならではの強さや生命力を感じてください。
美しい芝生を思う存分楽しむならバミューダグラスをチョイスしましょう。流麗で繊細な葉を堪能できます。葉が柔らかいので素足で踏んでもそれほど痛くありません。
定期的に刈り込みをしないとどんどん伸びてくるのでご注意ください。また日陰に弱いので、雨の日が続くととたんに弱ってしまうかも。
芝生には多くの種類がありますので、希望のお庭の姿やメンテナンスにかけられる時間等を考慮して決めてください。
緑豊かなお庭は心を潤してくれるものです。
選んだ芝生とともに、マイホームでの新しい生活をスタートさせましょう。