美しく整えられたお庭も素敵ですが、自然の姿そのままを切り取ったようなお庭も心洗われますよね。
そこで今回は、ナチュラルガーデンのつくりかたを紹介いたします。
多忙な現代だからこそ、リラックスできる癒しの空間を自宅のお庭につくりましょう。
ナチュラルガーデンのつくりかた
- 道を決める
最初に行うべきは通り道の確保です。門扉から玄関まで人間ができれば2人すれ違えるように、最低でも大人1人が余裕で通れる道を決めてください。門扉から玄関まで最短距離にするのも良いですし、斜めにしたり少し寄り道したりするのもおしゃれですよ。またお庭を散策できるようにするのなら、散策用の小道も計画します。
- 雑貨の配置を決める
道に沿って雑貨の配置を決めます。雑貨はナチュラルガーデンの魅力をアップさせる小道具です。たとえばベンチや古びたラジオ、可愛いジョウロといった人工物を少しだけ配置することで、自然と人工物の融合が楽しめます。雑貨を配置する上で大切なポイントは「数点に留めること」です。
ナチュラルガーデンの中心はあくまでも植物。
雑貨が多すぎるとごちゃごちゃした印象になりかねませんので、控えめに配置するのが成功のコツなのです。
- 植物は高低差が出るように配置する
ナチュラルガーデンが景色を楽しむタイプのお庭です。立っていても座っていても、近くでも遠くからでも楽しめるように、高低差のある植物を植えましょう。たとえば背の低いタンポポと背のあるチューリップを植えた場合、遠くからはチューリップが良く見えますが、近づくとタンポポが目に飛び込んできて飽きることなく目を楽しませてくれます。また背の高い植物のみを配置すると、茎部分や根の部分が目立ってしまうこともあります。そんな時に背の低い植物を遮蔽とすれば美しい部分だけが目に飛び込むようになるのです。
植物を植える位置は高低差を考えて決めましょう。
- 色味から植物を決める
具体的に植える植物を選ぶ際には、カラーリングが非常に重要です。多くても3色程度でまとめるようにしましょう。色が入り乱れていると統一感がありませんし、きたなく見えてしまいます。カラーを揃えて植物を選ぶだけで見違えるほどお庭が整います。
植物を決める際は色味で判断しましょう。
- 木陰ができる高木を植える
道と植物の配置が決まったら、最後に高木を配置しましょう。高木は木陰を作り、お庭に奥行きと陰影を作り出します。お庭が立体的になりますし、木陰で一休みできるため実用性も生まれます。
ナチュラルガーデンをより美しく仕上げるコツ
グランドカバープランツを取り入れる
グランドカバープランツとは、芝生のように地面を覆う植物のことです。
土が見えなくなるので緑一面のお庭が出来上がります。
また土が露出しないため、土砂が流れ出にくくなるという利点もあります。
芝生は刃先が尖ったものが多いですが、グランドカバープランツは小さな丸い葉の植物が多く可愛らしい印象をもたらします。
可愛いお庭を目指すなら、ぜひグランドカバープランツを導入してください。
壁面にツタを這わせる
家の壁面にツタを這わせることで、家も含めたナチュラルガーデンが出来上がります。
そもそも、マイホームとお庭は分けて考えるものではありません。
たとえば家はハワイ風でお庭がナチュラルガーデンですと、各々が素敵であっても一体感は生まれませんよね。むしろチグハグに見えるでしょう。
家も含めてナチュラルで統一するなら、壁面にツタを這わせるのが一番簡単です。夏場は日除けとしても使えます。
余白を意識する
お庭全体に植物を植えるのではなく、一部を「何もない空間」にしましょう。
余白があることで空間全体が引き締まります。
また子どもの遊び場や洗濯物を干す場所等としても活用できます。
ナチュラルガーデンは「眺める」ことが中心のお庭ですが、それ以外の楽しみ方もできるお庭にしましょう。
まとめ
ナチュラルガーデンは自由に植物を植えたお庭ではありません。
構造や視線を意識した、調和の取れたお庭なのです。
今回の記事を参考に、ぜひ自然豊かな美しいナチュラルガーデンをつくってください。