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一昔前まではマイホームといえば2階建や3階建が当たり前でした。
ところが最近では平屋のニーズが高まっています。
特に20代前後の若い世代に人気の平屋のマイホーム。
若い世代はどうして平屋を選ぶのでしょうか。
今回は平屋の魅力に迫ります。
目次
小さな子どもにとって家の中にも危険はたくさん潜んでいますよね。
その1つが「階段」ではないでしょうか。
足を踏み外してしまうと大怪我につながる恐れもあります。
生活空間の全てが1階に収まる平屋なら、怪我のリスクが抑えられるので安全性が高いのです。
お風呂が1階でバルコニーが上階にあると、毎日洗濯物を抱えて階段を往復することになりますよね。
またキッチンが2階の場合も、買い物袋を抱えながら階段を通らなければなりません。
一方で平屋ですと、お風呂と洗濯機と干す場所を1箇所にまとめられますし、玄関すぐの部屋をキッチンにすることもできます。
2階建や3階建に比べて家事動線が短くなるので、毎日の家事にかける時間も労力も少なくて済みます。
少しの時間であっても毎日積み重なれば大きな負担になります。
共働きが当たり前の時代になった今、家事にかける時間はできるだけ短縮するのがトレンドなのです。
「平屋=古風・ダサい」なイメージこそもう古い！
今の平屋はおしゃれでスタイリッシュ。
デザイン性の高いハイセンスなマイホームに仕上がります。
間取りも自由度が高く、広々としたリビングやコンパクトな個室、防音室など設計段階からワクワクがとまりません。
平屋におけるお庭は「部屋の延長」のような空間になります。
大きな窓からお庭を見渡せば、部屋が広がったように感じるでしょう。
2階建や3階建ですと、どうしても構造上「家と庭」と切り離して見えますが、平屋はすべてがひと続きに感じられるという特徴があるのです。
平屋はその構造上、地震や台風に強い建物です。
古来2階建や3階建の家があまり見られなかったのは、日本が地震大国であったからという理由も挙げられます。
災害は避けて通れませんから、災害に強い平屋を選ぶことで万が一に備えましょう。
今後何十年も住み続けるマイホームですから、どれだけ丁寧に使っていても劣化や損傷は免れません。
マイホームの購入時期が若ければ若いほど、今後は定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
けれどもメンテナンス費用が高額ですと困りますよね。
平屋は上階がないので外壁メンテナンスを行う際に足場を組む必要がなく、結果としてメンテナンス費用が抑えられます。
つまり平屋は、住みやすく快適なマイホームが維持しやすいのです。
バリアフリー設計にしやすいのも平屋の特徴です。
家族の足腰が弱っても、普段と変わりなく暮らせるのが平屋なのですね。
平屋は開けた土地に建てられることが多いため、侵入経路が確保しやすい・家族の行動を把握されやすいといった点で空き巣に狙われやすいと言われています。防犯フィルムや補助錠、センサーライト、防犯カメラなどを設置して、空き巣に狙われにくくする対策が必要です。
自分たちの「こんな家に住みたい」がぎゅっと詰まったマイホームに長く住み続けるため、また大切な子どもを安全な住環境で育てるために、平屋は若い世代から多くの支持を集めています。
今回の記事を参考に、平屋のマイホームで暮らしているご家族の姿を想像してみてくださいね。
