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在宅ワーク・テレワークがはかどる間取りとは

感染症対策や政府からのテレワーク推奨により、自宅で仕事をする人も増えてきましたね。

ですからマイホームをこれから建てるなら、在宅ワークを前提にした間取りにしたいもの。

そこで今回は、在宅ワーク・テレワークがはかどる間取りのポイントをご紹介します。

これから在宅ワーク中心の生活になるのなら、マイホームを建てる前にぜひご一読ください。

 

在宅ワーク専用スペースを作る際の注意点

在宅ワーク、つまり自宅での仕事が最もはかどるのは「仕事専用スペースや部屋」で仕事をすることです。

しかし仕事専用スペースを仕事でしか使わないのはもったいないですよね。

そこで、まずはどのくらい在宅ワークを行うか、仕事をする時間帯は何時ごろかといった点を洗い出し、どれくらいのスペースがいつ頃必要かをまとめましょう。

 

仕事をする時間帯は

在宅ワークを行う曜日や時間帯、日数を確認します。

たとえばフルタイムで在宅ワークが月曜・火曜の週2日とすると、

「月曜日と火曜日の8:30〜17:30まで」ですね。

平日昼間に、週16時間程度を過ごせるスペースがあれば良いということになります。

使わない時間が多いので、個室にするよりもダイニングや寝室にスペースを併設する方が良いでしょう。

 

また完全在宅で仕事をするなら、

「週5日9:00〜18:00まで」を過ごせるスペースが必要だと分かります。

多くの時間を過ごすため、敷地面積が比較的広ければ、専用の個室を設けても良いかもしれません。

 

在宅ワークのあいだ家族はどう過ごしているのか

あなたが在宅ワークをする間、他の家族がどう過ごすかも重要です。

もし家にいるのがあなただけなら何の気兼ねもないのでどこに在宅ワーク用のスペースを作っても問題ないでしょう。

しかし「小さな子どもがいる」「妻(または夫)も在宅している」とすれば、家族との兼ね合いを考えて在宅ワーク用のスペースを確保しましょう。

たとえば小さな子どもがいる場合、子どもの面倒が見られるようにリビングや子ども部屋に近い場所にスペースを設けると良いでしょう。

 

在宅ワークをしなくなった後のスペースの使い道

今は在宅ワークでも、将来は在宅ワークでなくなる可能性もありますよね。

毎日出勤するようになった場合、在宅ワーク用であったスペースをどう使うか考えておきましょう。

子ども部屋として活用する・趣味の部屋にする・物置として使う等様々な利用方法が挙げられます。

在宅ワークがなくなっても、有効なスペースとして活用する準備をしておきましょう。

 

在宅ワーク専用スペースの主な間取り

在宅ワーク専用スペースは、どこかの部屋に併設するか、独立した個室を設けるかの2択になります。

上記で洗い出した点を元に間取りを検討してください。

 

キッチンに併設

小さな子どもがいるご家庭や、料理をする人が在宅ワークの場合、キッチンやダイニングに在宅ワーク用のスペースを併設すると便利です。

その際は、水回り付近は避けるように注意してください。

パソコン等電子機器に水が飛ぶと故障の原因になってしまいます。

あなた自身が気をつけていても、子どもが水をかけてしまうことも考えられますから、事故を未然に防ぐ意味でも水回り付近は避けましょう。

 

寝室に併設

子どもがいない夫婦や敷地面積がそれほど広くないなら、夫婦の寝室に併設するのもおすすめです。

家族がくつろぐリビングと仕事をするスペースを分けることで、同じ自宅内にいてもメリハリが生まれます。

ただし寝室併設の場合、残業発生時にはパートナーが寝られなくなる可能性もありますので、ベッドからできるだけ離れた位置にスペースを確保してください。

 

独立した個室を作る

ある程度の敷地面積が確保でき、在宅ワークを行う時間が長い場合は、専用の個室を設けてはいかがでしょうか。

その際は、仕事道具を運び込めるドアの大きさを確認し、無理なく置けて使えるだけの作業スペースを確保しましょう。

間取りを検討する段階で使用する仕事道具とその配置まで決めておくと、実際に仕事をする段階で非常に使いやすくなりますよ。

 

まとめ

在宅ワークやテレワークに適した間取りは、敷地面積や家族構成等の点から各ご家庭によって変わります。

今回ご紹介した点を参考にして、快適な仕事環境を作り上げてくださいね。

 

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