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掃除がしやすい平屋の間取りのポイント

家事は毎日のことですから、できるだけ楽をしたいものですよね。

では掃除のしやすい家にするには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?

今回は毎日の掃除が楽になる平屋の間取りのポイントについてまとめました。

家事を減らし家族団らんを楽しめる家づくりに、ぜひお役立てください。

 

平屋は掃除がしやすい家

平屋は階段がない分、2階建や3階建に比べると掃除がしやすい家と言えます。

掃除機を持って階段を上り下りするだけで一苦労ですから、段差がないだけでも相当楽になりますよ。

家事にかかる労力や時間を最小限に抑えるなら、マイホームは平屋がベストチョイスと言えるでしょう。

 

さらに掃除がしやすくなる間取りのポイント

平屋はたしかに掃除のしやすい家ですが、間取りを工夫することでさらに掃除が楽になりますよ。

 

回遊動線にする

回遊動線とは、行き止まりがなく家の中を回りできる間取りです。

キッチンを中心に水回りを一周できる間取りや、部屋と部屋が壁ではなくふすまや扉で繋がっている間取りが代表的です。

掃除機を持ったまま行き止まりを往復したり、1つずつ部屋を出入りしたりする手間が省けます。

廊下を極力作らない間取りでもあるため、家の中に狭い空間がなく開放感に満ちているのも特徴です。

 

段差を作らない

キッチンや浴室、クローゼット等を床よりも一段上げたり中二階を作ったりせず、全面をフラットにしましょう。

段差を作らないことで掃除機を上げ下げする手間をなくし、小さなイライラの元を断ちます。

なお段差を作らない構造はバリアフリーにもなりますので、今後小さなお子さんが生まれた時や高齢になった時でも安心して住み続けられるのもポイントです。

 

コンセントの場所を決めておく

コードレスタイプの掃除機ならそれほど重要ではありませんが、コード付きの強力な掃除機を使う予定ならコンセントの位置はとても大切です。

万が一コードが届かなかった場合、延長コードを繋ぐか掃除機を買い換えるかしなければなりません。

せっかく理想のマイホームを建てたのに、延長コードなんて不要な物が目に付くのは避けたいもの。

またコンセントは掃除機以外でも使いますよね。

間取りがあらかた固まったら、コンセントの位置も検討しましょう。

 

壁面にニッチを作らない

ニッチとは、壁面に作る飾り棚のことです。

花瓶や雑誌を飾るだけで部屋がオシャレになりますので、掃除が苦でない人にはおすすめですが、そうでない人はニッチを作らないようにしましょう。

ニッチはその特性上ホコリが溜まりやすいので、定期的な掃除が必要なのです。

もちろんニッチを隙間なく物で埋め尽くせばホコリも溜まらないでしょうが、オシャレ感はまるでなくなってしまいます。

掃除を楽にしたい人は、ニッチではなく別の箇所でオシャレな家を目指しましょう。

 

掃除が楽な部屋の特徴

間取り全体も大切ですが、1つ1つの部屋を工夫するだけでも掃除を楽にできます。

ここでは掃除が楽になる部屋の特徴をご紹介しますね。

 

リビング・ダイニング

小上がりを作らず、下に敷くマットやラグは薄めを選びましょう。

キッチンとの壁を設けず1つにまとめることで、掃除がしやすいだけでなく広々としたリラックス空間にできます。

 

キッチン

キッチン周りを回遊動線にして、掃除やゴミ出しがしやすい間取りにしましょう。

さらに玄関近くにキッチンを設ければゴミ出しも買い出しも往復距離が短くなり、大変おすすめです。

 

収納

ランドリースペースの近くに家族全員のウォークインクローゼットを配置すれば、洗濯物を畳む時間も収納する時間もなくなります。

収納スペースが1箇所に固まること、各個室の収納が不要になることから、掃除もその他の家事も負担を軽減できます。

 

浴室

風通しを良くしましょう。

浴室の掃除で最も大変なのは「カビ」ですよね。

カビが発生するのは湿気が原因ですから、浴室に湿気がこもらないよう配置するのが鉄則です。

ドアとは別に窓を1箇所以上設けて、浴室を使わない間は風通しを良くしましょう。

できれば南側の日光がよく入る場所に浴室を設置するのがおすすめです。

 

まとめ

掃除は毎日のことですから、可能な限り負担を減らして少しでも楽をしたいものですよね。

共働き夫婦や掃除が苦手な人は、マイホームを建てる際にぜひご紹介した内容を検討してください。

マイホームを平屋にしたり間取りを少し工夫したりするだけで、日々のストレスから大きく解放されますよ。

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