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phase.5 「電力自由化」について

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今回は始動してもう3か月が経ちました「電力自由化」についてお話します。

 

 

 

このよく耳にする電力自由化という言葉は略称で

正式には「電力小売全面自由化」といいます。

 

 

 

それでは早速( `ー´)ノ

 

 

■2016/4/1 スタート

 

 

■電力の小売全面自由化とは?

 

これまで家庭や商店向けの電気は、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)だけが販売していて

家庭や商店では電気をどの会社から買うか選ぶことはできなかった

2016(平成28)年4月1日以降は、電気の小売業への参入が全面自由化されることにより

家庭や商店を含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになる

 

→ライフスタイルや価値観に合わせ、電気の売り手やサービスを自由に選べるようになる。

 

 

■電力の小売全面自由化の流れ

 

・2016/1~ 事前受付が本格化

 

・2016/4~ 電力の小売全面自由化

 

※消費者保護のため競争が十分に進展するまでの間(少なくとも2020/3まで)

現在の一般的な料金メニュー(政府の規制を受けた料金メニュー)、各地域の電力会社から引き続き提供される

 

 

■多彩な料金プラン・サービスが登場

 

・時間帯別料金などライフスタイルに合わせたメニュー

 

・省エネ診断、セット割など、新しいサービス

電気とガスなどのセット割引や、ポイントサービス家庭の省エネ診断サービスが期待される

 

 

再エネ発電中心のサービス

 

太陽光、風力、水力、地熱などの再生可能エネルギーを中心に発電を行う会社から、電気を購入することも可能

 

電気の地産地消

近くの自治体が運営する事業者から電気を買う、またはお住まいのエリア外で発電された電気の購入も可能

 

 

■よくある質問

 

・電力会社を変えると新たに電線を引かないといけないか?また自分だけ停電が多くなる恐れはないか?

→今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことはない。どの会社から買っても同じ

→契約した電力会社が電気を調達できなかった場合でも、送配電網を管理する会社がその分を補給するので、ただちに電気の供給が止まることはない

 

 

・賃貸住宅の場合、電力会社の切り替えはできるか?

→現在契約している名義が本人の場合は可能

 

・マンションの場合、電力会社の切り替えはできるか?

→できる

※管理組合などを通じてマンション全体で一括して契約をしている場合には、その契約やマンション内の規約などで制限される場合がある

 

・契約した電力会社が倒産したら電気の供給は止まってしまうのか?

→それによりただちに供給が止まることはない

新たな供給元が見つかるまでの間は、各地域の電力会社(東京電力、関西電力等)から供給を受けることになる

 

 

 

といったところになります。

 

 

3か月が経ち、多くの会社が様々なプランを発信しています。

今までは1つの電力会社のプランの中でどれが自分たちに合っているかという限られた選択でありましたが

どこがお得かというのも、電力を扱っている会社を選び、さらにライフスタイルに合ったプラン・サービスを選ぶ必要があります。

 

 

この情報源でもあります 経済産業省 資源エネルギー庁 のページ(以下アドレス参照)で

詳しい内容や動画・画像を使った分かりやすい解説、また小売電気事業者の一覧などが見れますので、ぜひ一度目を通してみてくださいね(^^)/

 

 

※「経済産業省 省エネルギー庁 電力小売全面自由自由化」ページ

http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/

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