phase.4 「土地情報の見方」
今回は「土地情報の見方」についてお話します。
（土地情報とは、不動産会社やハウスメーカーが売り出している土地について詳しく書かれているもののことです。）
画像を例にすると分かりやすかったのですが、
会社によって書式が様々なので、今回はだいたいどの書式でも表記されている事項について解説します。
■土地の形・道路付け
【土地の形・面積】 → いびつな形ではないか、土地の大きさを確認
◎坪数計算： ○㎡×0.3025＝☆坪 （☆坪÷2＝□畳）
【道路の幅・東西南北どちらについているか】 → 規定の幅員に達しているか、建物の日当たりに関わるので確認
■価格
【土地の価格】 → 建物の金額とのバランスを考えましょう。
◎坪単価＝土地価格÷土地面積（坪）
■私道
【私道の有無】 → 私道はその所有者しか舗装したりすることができません。また場合によっては通行できないこともあるので確認。
■地目
【その土地の属性】 → 登記簿上と現況が異なる場合があるので確認。
◎例：登記簿 宅地 、現況 畑
■引渡し
【土地がどのような状態で受け渡されるか】 → 現況・相談・更地など
◎例：木がたくさん生えていて「現況」と書かれていればそのまま渡されますし、「相談」などとなっていれば整地してもらえるかどうかの相談ができます。「更地」となっていればキレイに整地してもらえます。
■ガス
【その土地で使用できるガスの種類】 → 都市ガスかLPガス（個にガス）か確認
■上水道・下水道
【その土地に使用できる水道の種類】 → 上水道：公営・地下水、下水道：公営・個別浄化槽・集中浄化槽
■用途地域
【その土地にかかる規制】 → 規制によって「建ぺい率」「容積率」が変わるので確認。
◎「建ぺい率」＝土地面積に対して許容される建物投影面積
「容積率」＝土地面積に対して許容される建物総床面積
■学区
【小・中学区】 → お子様がいらっしゃる方は要確認。
■取引態様
【売主・代理・仲介（媒介）】 → 仲介手数料がかかるか、かからないかの目安になるので確認。
◎売主・・・仲介手数料なし
代理・・・仲介手数料原則あり（不要の場合もあり）
仲介（媒介）・・・仲介手数料あり
■備考
【近隣施設の距離情報】 → その土地から病院・学校・商業施設など距離を表記したもの。
以上が主に土地情報に書かれているものになります。
それぞれを理解してよく目を通してみると、
良さそうな土地の穴が見つけられたり、反対に掘り出し物件見つけられるかもしれません！
ただ全部覚えようとするのは大変ですので、
皆様がココは優先！というところをポイントで参考にして頂いて、土地情報を見てみると良いと思います(@^^)/
