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住宅ローンの事前審査で落とされないためのポイント

「住宅ローンの事前審査で落ちる人っているの?」

「審査落ちしないためにはどんな準備をしておくべき?」

住宅ローンを組む際には、まず金融機関による事前審査を通過しなければなりません。

事前審査に通らなければ住宅ローンが借りられませんので、マイホーム購入の夢が遠のいてしまいます。

そこで今回は、住宅ローンの事前審査で落ちてしまう主な理由とその対策をまとめました。

絶対に住宅ローンを組みたい方は、銀行に相談する前に、ぜひ一度記事内容をご確認ください。

 

住宅ローンの事前審査で落ちてしまう理由

住宅ローンの事前審査で落ちてしまう最も大きな理由は「金融機関の審査基準を満たしていない」です。

住宅ローンの審査基準はそれぞれの金融機関で定められています。

たとえば筑波銀行の住宅ローンでは「ご利用いただける方」として

・満18歳以上、満65歳未満の方で、完済時の年齢が満80歳未満の方

・前年税込年収が100万円以上の方

・給与所得者の方

などの条件が明示されています。

条件に当てはまらなければ当然、事前審査は通過しません。

利用する予定の金融機関で、住宅ローンの条件を検索し自分があてはまるのか確認しましょう。

以下によくある条件を紹介します。

 

年齢

満18歳以上65歳未満で、完済時年齢が満80歳未満とされることが多いですが、実際には定年後もローン返済が続くような内容であれば審査落ちしやすいようです。

 

健康状態

健康状態が良くない人は、団体信用生命保険(団信)に引っ掛かり審査落ちしやすくなります。

団信とは、住宅ローンの契約者に万が一のことが起こった際に、ローンの残りを支払ってくれる機関です。

「健康状態が悪い=万が一のことが起こるリスクが高い」ため、団信は契約を拒否することがあるのです。

 

年収・勤続年数

金融機関によって多少の幅はあるものの、最低年収100〜400万円、最低勤続年数1〜3年を条件にしている金融機関が大多数を占めています。

「年収や勤続年数が住宅ローンと関係あるの?」と思われるかもしれませんね。

年収が低かったり勤続年数が短かったりすると、金融機関は住宅ローンの返済が滞る可能性があると判断します。その結果、審査落ちしてしまうのです。

 

クレジットカードの使い方(信用状況)

クレジットカードも住宅ローンも「返済するお金」に該当するため、カードの返済が滞っていると審査で落ちてしまうのです。

たとえばキャッシング枠の返済が滞っている・リボ払いの手数料を支払い漏れている、といった場合には住宅ローンの審査に通過しにくくなります。

 

住宅ローンの事前審査で落とされないためには

事前審査で落ちないためには、上記のポイントをクリアできることが大前提です。

では具体的に、どうやってクリアするのか確認しましょう。

 

ペアローンや親子リレーローンを利用する

年収が低い人や勤続年数が短い人は、夫婦で住宅ローンを組む「ペアローン」や親子で住宅ローンを組む「親子リレーローン」を検討しましょう。

もう1人の年収も加味されるため、審査通過しやすくなります。

 

借入金額や返済期間を見直す

完済年齢が定年を超える場合は、借入金額を抑えたり、返済期間を見直したりして定年前に完済できるようプランを組み直しましょう。

理想のマイホームのためにどうしても資金が必要なら、親族から借りるか、数年かけて自己資金を貯めることをおすすめします。

 

団体信用生命保険(団信)に加入できないならフラット35にチャレンジ

健康状態が良くないために審査落ちした場合は、フラット35に申し込んでみましょう。

団信に加入せずとも住宅ローンが組めるので、審査通過の確率が上がります。

ただし万が一のことがあった場合、残債は残された家族が引き継ぐことになりますのでご注意ください。

 

信用状況が良くない場合は借入時期を延長する

信用状況に傷があるなら、その傷が消えるまで待ちましょう。

最長5年で情報は消えるため、その後で住宅ローンに再申し込みしましょう。

 

まとめ

住宅ローンの事前審査で落ちてしまう主な理由とその対策を紹介しました。

住宅ローンはマイホームを手に入れるための第一歩ですから、ぜひこの記事を参考に審査通過を目指してくださいね。

 

 

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