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多肉植物は寒さに弱い品種が多いため、室内で鑑賞することが多いものですよね。
しかし日本の気候に適した品種を選択すれば、比較的簡単にお庭で生育できますよ。
今回は寒さに強く、見た目も華やかな多肉植物を厳選して紹介いたします。
もし気になる品種を見つけたら、ぜひお庭の彩りにお使いください。
薔薇のようにも見える洗練された多肉植物です。
ラテン語で「永遠に生きる」という意味のとおり、非常に丈夫で育てやすいため初心者でも安心。
高山性の植物なので冬の寒さにも強く、長生きします。
暖かくなると発色しながら生長し、冬には寒さの中で紅葉する植物です。
寒さに強いのでお庭にも植えられると人気が高いことでも知られています。
品種によって発色する色味が異なるため、数種類の品種を寄せ植えにするのもおすすめです。
寒さに強い反面夏の暑さには弱いので、夏場は半日陰になるようカバーをかけてあげましょう。
日本の野山にも自生している身近な多肉植物です。
可愛らしいぷっくりとした葉が特徴的。
日本原産の品種もあるため日本の気候に馴染みやすく育てやすい品種が多数揃っています。
乾燥に強いため、お庭に植える場合は水やり不要。降雨に任せるだけでOKなのでお手軽です。
高温多湿に弱いため、夏場は風通しを良くして半日陰にしてあげましょう。
元気に育てば2月〜10月ごろに小さな花が見られます。
屋上緑化にも使われるほどローメンテナンス・ローコストな多肉植物です。
肉厚の葉にうっすらと白い粉を帯びた多肉植物です。
多くの品種が茎立ちをするため、存在感を放つのが特徴。
中でもおすすめの品種は「朧月(おぼろづき)」。
朧月は日本でもお庭や石垣に植えられてきた歴史があり、厳しい気候の変化にも耐えやすい品種です。
葉が凍りつかない限りお庭での生育が可能。
葉挿しが容易で、増やしやすいのも特徴です。
誤って取れてしまった葉を土に挿し、水をやるだけで芽が出てきますよ。
葉も花も美しい多肉植物です。
晩春から春にかけては葉が紅葉色に染まり、初春から夏にかけて小ぶりの花を咲かせてくれます。
1年を通じて目を楽しませてくれることから人気が高い植物です。
寒さにあまり強くないため、5℃以下になったら室内に取り込みましょう。
また高温多湿にも弱いため、夏場も雨除けを設置するか室内に取り込んだ方が生育します。
そのため地植えよりも鉢植えがおすすめです。
数センチ程度の小さなものから数メートルを超える大型のものまで様々な品種が揃っている多肉植物です。
中でも有名な品種は「金のなる木」でしょう。
昔は新芽が小さいうちに5円玉を通しそのまま生長させて、枝にお金が実ったように見せるのが流行しました。
乾燥に強く過湿に弱いため、水やりの頻度は控えめに。
葉の色や大きさも様々なので、お好みの品種を選んでください。
グリーンピースのような小さく丸い葉が連なる可愛い多肉植物です。
葉茎を下垂させながら生長するため、プラントハンガー等で吊るして鑑賞するのが一般的ですね。
秋には白い花をつけます。芳香があるのでお庭にうっすらと香りが漂いますよ。
緑一色の品種もありますが、白い班の入った品種もあります。
班入りの品種は緑一色よりも少し弱いため、緑一色のグリーンネックレスから挑戦するのがおすすめです。
寒さにも比較的強く0℃程度まで耐えられますので、冬場は0℃以上になるよう管理しましょう。
多肉植物の中から寒さに強い品種を紹介いたしました。
水やりの手間が掛からず日本の気候でも越冬可能なので、1年中楽しんでいただけます。
愛らしい多肉植物をマイホームに飾り、心に余裕のある日々をお過ごしください。