庭付き住宅のセキュリティ強化の方法！防犯対策も忘れずに
庭付き住宅は開放的で魅力的ですが、同時に空き巣や侵入者に狙われやすいというリスクもあります。住宅のセキュリティを強化するためには、外構や設備の工夫が必要です。
本記事では、庭付き住宅の防犯対策として効果的な方法を紹介します。安心して暮らせる住まいづくりの参考にしてください。
目次
庭付き住宅が狙われやすい理由
死角が多い
庭の塀や植栽が高いと、外部からの視線が遮られ、不審者が隠れやすくなることがあります。特に、門から玄関までのアプローチが長い場合は注意が必要です。
施錠が甘くなりやすい
庭がある住宅では、掃き出し窓や勝手口が多くなりがちです。しかし、窓の施錠を忘れるケースも多く、侵入経路として狙われやすいのが実情です。
外部からの目が届きにくい
庭のある住宅は、マンションに比べて周囲の目が届きにくいため、不審者が侵入しやすい環境になりやすいのです。
庭付き住宅の防犯対策：外構編
フェンスや塀は高さとデザインに注意
✅ 高すぎる塀やフェンスは避ける（外からの視線を完全に遮ると、逆に侵入者が隠れやすくなる）
✅ 格子状やパンチングメタルなど、適度に視線が通るデザインを選ぶ
✅ フェンスの上に防犯用の有刺鉄線やトゲ付きのガードを設置するのも効果的
庭の植栽は手入れをこまめに
✅ 庭の植え込みを高くしすぎない（特に玄関周りの植栽は視線を遮りすぎないようにする）
✅ 定期的に剪定して、茂みが不審者の隠れ場所にならないようにする
✅ トゲのある植物（バラ・ピラカンサなど）を植えて侵入を防ぐ
砂利や防犯用の敷石を活用
✅ 防犯砂利を敷くことで、侵入者が歩くと音が鳴るようにする
✅ 玄関アプローチや勝手口周辺に砂利を敷くと効果的
✅ 歩くと割れる特殊な防犯敷石を取り入れるのもおすすめ
庭付き住宅の防犯対策：設備編
センサーライトを設置
✅ 玄関・勝手口・庭・駐車場周辺に設置
✅ 人の動きを感知して自動で点灯するタイプが効果的
✅ 太陽光発電式のものなら電源不要で設置しやすい
防犯カメラで監視
✅ 玄関・庭・駐車場に防犯カメラを設置
✅ 録画機能付きのものを選ぶと安心
✅ ダミーカメラも併用して「防犯対策をしている」とアピール
スマートキーや電子錠を導入
✅ 玄関ドアにスマートキーを設置し、鍵のかけ忘れを防止
✅ 暗証番号や指紋認証タイプを選ぶとさらに安心
✅ 鍵の紛失リスクも減らせる
庭付き住宅の防犯対策：日常生活編
施錠を徹底する
✅ 玄関や窓は外出時だけでなく在宅時も施錠する
✅ 勝手口や掃き出し窓にも補助錠をつける
✅ 「ちょっとした外出でも必ず鍵をかける習慣」をつける
留守を悟られない工夫をする
✅ 新聞・郵便物が溜まらないようにする（長期の外出時は配達を一時停止）
✅ 外出中でも室内の電気をランダムに点灯させるタイマー機能を活用
✅ 近隣住民と協力し、不審者を見かけたら声を掛け合う
防犯意識を持つ
✅ 防犯対策をしていることを周囲にアピール（「防犯カメラ作動中」などのステッカーを貼る）
✅ 子どもや高齢者にも防犯意識を持たせる
✅ 防犯意識の高い地域コミュニティに参加する
まとめ
庭付き住宅は開放的で魅力的な反面、防犯面では注意が必要です。効果的な対策を講じることで、安全な住環境を実現できます。
・外構の工夫（フェンスの高さ調整・防犯砂利の活用）で侵入を防ぐ
・設備を整える（センサーライト・防犯カメラ・スマートキーの導入）
・日常の防犯意識を高め、施錠や留守対策を徹底する
これらの対策を実践し、大切な家族と住まいを守りましょう。
